今回は、日系企業の就労(正社員としての就労)に興味を持ってくれている国についてまとめました。 日本語能力試験の国外受験者数という切り口です。
現地での受験者数 | 留学生数ランキング | 機電技術者 難易度 | ITエンジニア難易度 | |
1位 | 中国 (約13万人) | 1位(約11万人) | 高 国内での給与高騰 | 高 国内での給与高騰 |
2位 | 韓国 (約4万人) | 4位(約2万人) | 中 新卒・第二新卒 | 中 新卒・第二新卒 |
3位 | 台湾 (約4万人) | 5位(約1万人) | 高 国内での給与高騰 | 高 国内での給与高騰 |
4位 | ベトナム (約4万人) | 2位(約7万人) | 低 | 高 国内での給与高騰 |
5位 | ミャンマー (約2万人) | 8位(約6千人) | 低 | 中 東京志向が強い |
※東京教育公論「2018、2019年度JLPT受験者数」、文部科学省「2018年5月時点での留学生数統計データ」より
2018年に人気があったのは機電・建設系ではベトナム、ITでは韓国でした。韓国はN2以上でITの大学を卒業している、もしくは実務経験がある候補者を集客できます。お客様の満足度も高く、通年採用されている企業もございました。
(2018年の厚労省のデータによると、情報通信に従事する外国籍の方は57,620人で 中国27,088人、韓国8,679人、ベトナム3,611人、アメリカ2,113人、フィリピン1,673人でした)
業界のトップ企業や年収の高い企業は、どの国籍の方も採用しようと思えばできると思いますが、日本語能力・スキル(学歴)・年収の価格帯、という観点からみて一般的に採用が成功しやすい国については。。
直近では機電・建設系ではベトナムかと思います。IT系は現在なら、ミャンマーあたりでしょうか。(これは調査中です)また一般的ではないですが、個人的にスリランカIT人材には注目しています。
最後に、2018年時点ですが「前年比 留学生の増加率」についてまとめました。
留学生 | 増加率 | 留学生数(人) | 5年前と比べて | |
1位 | バングラデッシュ | 32.5% | 3,640 | 3.8倍 |
2位 | スリランカ | 26.1% | 8,329 | 5.9倍 |
3位 | ミャンマー | 23.1% | 5,928 | 3.1倍 |
4位 | ベトナム | 17.3% | 72,354 | 2.7倍 |
5位 | ネパール | 13.2% | 24,331 | 2.3倍 |
※文部科学省「2018年5月時点での留学生数統計データ」より
スリランカが気になります。。!