【コロナと事業の今後】
コロナはいつまで続き、世界はどうなっていくのか。。
指標として、似た状況だった100年前の「スペイン風邪」
様々な意見がある中で私が感じていることで恐縮ですが、
①コロナとスペイン風邪の類似性:
- 感染力が高く、パンデミックを引き起こす
- 致死性がある
スペイン風邪は1918年から1920年までに世界中で5億人が
(現在の人口は77億人ほど、
死者数は1700万人から5000万人との推計が多い。
(
※wikipediaより
尚、スペイン風邪の死亡率は2.5%ほど。日本や欧米では1-
(4月29日時点のコロナの死亡率は全体で6.73%、
②スペイン風邪がどのように収束したか(1918年-
(様々なネット記事より抜粋しています。
第1波:
世界大戦の最中、
当時中立国のスペインを中心に5月から6月にヨーロッパで流行。
夏頃になると自然に収束。この際は感染率は高かったものの、
第2波:1918年秋にほぼ世界中で同時に起こり、
病原性がさらに強まり重篤な合併症(肺炎など)
第3波:1919年春から秋にかけて、
更に医師・看護師の感染者が多く医療体制が崩壊したため、
その後、人類の大部分が感染と共に免疫を獲得することで自然と流
感染拡大を防ぐために日本を含めて世界で不要不急の外出を控える
実際に学校や娯楽施設の閉鎖命令も出ていたようです。
今の状況と似ていますね。
日本でのスペイン風邪の流行(主に2回の流行、
患者数 | 死者 | 死亡率 | |
1918年 | 21,168,398人 | 257,363人 | 1.22% |
1919年 | 2,412,097人 | 127,666人 | 5.29% |
1920年 | 224,178人 | 3,698人 | 1.65% |
合計 | 23,804,673人 | 388,727人 | 1.63% |
スペイン風邪の流行を見てみると、1918年10月~
その後は穏やかになり、
第2波は1919年12月頃より確認され、1920年1月-
※東京都健康安全研究センターより
尚、
100年前のスペイン風邪は圧倒的に若者が重症化していたようで
③スペイン風邪が与えた経済への影響
(様々なネット記事より抜粋しています。
下記のような問題が発生したようです。
- 労働者の大量欠勤によりモノの生産能力が大幅に低下
- 収入減による消費の冷え込み
- 病院への患者の殺到に加えて医療者が感染することでの医療崩壊
- その他各種インフラに携わる労働力が低下したことにより社会機能
スペイン風邪が経済に与えた影響を分析したハーバード大学のロバ
但し、
(尚、経済が大きく落ち込んだリーマンショック時、
④コロナと事業の今後
個人的な見解で恐縮なのですが、
当分の間は、海外供給の流れが悪くなり、国内生産を押し下げ、
また各国とも経済活動の自粛を解いていく流れにありますが、
(その時が経済の底?)
しかし、コロナが収束していくにつれ、
弊社が関連するような分野では、
- 中国からの生産拠点の移動でベトナムへOEMが増える可能性(
- コロナ収束時には旅行者も増えてくると思うので、
- コロナ収束まで入国が難しい特定技能や技能実習生の瞬間的な増加
等々が可能性として考えられるかなと思っています。
今は中々動きづらいですが、