コロナが与える採用活動への影響(2020.0416)


直近ではコロナの影響が大きいのですが、実はそれ以外にも4月で改正労働者派遣法が
施工されたこともあり、採用計画を見直すところも増えています。
そこで今回は、新卒・中途の企業の採用活動について、まとめました。

①コロナによる2021年卒者の採用計画への影響
ディスコ企業調査より、2020年3月26日-30日で864社を対象に行なった調査)

進めているが、
部分的に見合わせている
47.7%
予定通り進めている25.2%

進めているが、
基本的に見合わせている

14.6%
一時的に見合わせている12.1%
21卒の採用を取りやめる0.5%


2021年卒の採用に関しては、一部を見合わせて採用活動を進めていく企業が6割以上でした。
足元では採用を控える企業もありますが、逆にこんな時期だからこそ中途の採用活動を
継続している企業もあるようです。
 ↓
②コロナによる中途採用への影響
エン・ジャパンより、2020年3月24日更新、複数回答、現状を好機と捉えている企業)

ベンチャー企業36%
中堅中小企業33%
外資系30%
大手企業25%
上場企業25%
日系グローバル企業10%

 

技術系(IT・Web・通信系)27%
営業系26%
経営企画・事業企画16%
人事・総務系16%
経理・財務・会計系15%


③参考-各企業のコロナへの対応
『人事のミカタ』アンケートより、2020年4月2日、複数回答)

手洗い、うがい、消毒の社内啓蒙91%
社員へのマスク配布や、
アルコール消毒の設置
77%
発熱がある場合の出勤自粛、
自宅待機、休業支持
74%
社員が大勢集まる会議やイベントの禁止53%
社員の時差出勤の開始45%


④参考-Web会議システムについて
コロナの影響で、面接やテレワークでWeb会議システムを使用されるところも増えています。
緊急事態宣言により加速するでしょうね。
私自身も昔から遠方のお客様向けの商談として使用しており、
個人的に感じるメリット・デメリットをご紹介致します。
(無料で使用できるスカイプやzoomは有名ですが、
 私はSOBA meetingという無料システムを使用しています。)

メリット
① 無料で、遠隔地のユーザーと会議ができる

② 資料が共有でき、リアルタイムでページをめくれる

③ 商談中に資料に書き込みができる(手書き入力にて)

デメリット
① 動作が不安定な場合がある(スカイプ > 無料システム > 有料システム)
  → ベルフェイスなどの有料ソフトは安定しています

② 主催者は事前にアカウントを作成し、会議室を用意し、参加者にURLを送る必要がある。
  → 大した手間ではなく、5-10分ほどです。

③ 参加者のパソコンによっては、スペックやセキュリティ対策等で入室できないことがある。
  → 個人的に、こちらが唯一のデメリットです。事前確認が必要です。